「blue, blew, bloom」@VACANT
古舘佑太郎主演舞台『blue, blew, bloom』を観てきた。3月4日、4日目の夜公演。
会場のVACANTはアコースティックライブでは行ったことがある場所だったけど、こういうふうに使うんだー、って斬新な舞台と客席配置だった。ステージを挟むような客席。会場へ向かう階段まで、ステージになってた。
とあるミュージシャンの物語。
認められた、と思ったら今度は昔の青さが良かったと言われる、なんて、実際ふるくんは経験してるんじゃなかろうか。
売れてる音楽がいい音楽?
オリジナリティって?
夢を見る若者の青さ。
翼が折れても羽ばたきたいツバメ。
その先に何が起こるかなんてことより、
ただ、空の青さに憧れて。
夢を追い続けること。
途中で諦めることは悪なのか?
ずっと追い続けるのは、ダメなことなのかな?
成功って、どうなったら成功なのかな。
いろいろ考えさせられる空間があるなぁ、と思った。
誰でも共感できる部分がありそうな。
お芝居を観に行くのは初めてのことだった。
ほんの一歩先、透明な壁の向こうでは、別の物語が繰り広げられている。不思議な感覚。
その世界に、惹き込まれた。
役者さんたちの熱をすぐ近くで感じることができるというのは、ライブハウスに似てるかもしれないね。
ツバメのシーンが全編に渡って印象的だったなぁ。
もう一人の、一羽の?主人公。
照明の演出にドキッとさせられた。
とても刺激的な夜になりました。