今日もまた君について考える。

行ったライブの記録とか、残していけたらいいなぁ。

2017/11/4 恒吉豊+dareca/出鱈目次郎@広島ヲルガン座


出鱈目次郎

01.テレキャスターマジック
02.分かる
03.暴走バイエル
04.トケナイヨル、マジラナイヨル
05.いつかのメリークリスマス(B'z)
06.君が居た夏
07.自分プログラム
08.ぐらぐら


出鱈目さんは、カバー曲を毎回変えていくみたい。前日の名古屋でB'zの愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけないをやったんですけど…もう一人でやれ、って感じだったので一人でやります、と。名曲だよね、いつかのメリークリスマス。さすがの入り具合。

せっかく二人で回ってるんだから、同じテーマで話そうということで、結婚したい女性のタイプを。前日から話してたけど、好きな言葉は有機と無農薬、国産。なので、食へのこだわりを許してくれる人。Key.の野田さんは、主体性がある人、その人の時間を持ってる人、とのこと。一緒に幸せになりましょう、って。笑

2016年で一番いい曲書いた、と言ってた君が居た夏。出鱈目さんの曲は、語りなのか歌なのか、みたいなのが凄く好きで引き込まれるけど、これはAメロの語り部分の勢いもサビの展開もどっちも好き。ほんと、良い曲だと思う。


恒吉豊+dareca

01.チーズヘッドフォンデュ
02.興味がなくなったんだ
03.うつらうつら
04.ゴースト
05.スターフィッシュストーリー
06.FLASH BACKER
07.ブレる
08.Tomorrow never knowsMr.Children
09.ムーン・リバー(映画『ティファニーで朝食を』より)
10.STAR ON MAGIC
11.無駄遣い

En.恒吉豊+dareca/出鱈目次郎
12.なごり雪(イルカ)
13.日曜日よりの使者THE HIGH-LOWS

おまけ
14.ラバーボーイラバーガール


dareca:Gt.星英二郎、Key.山口茜


チーズヘッドフォンデュと興味がなくなったんだはつねくん一人で弾き語り。大阪の終演後にすみっこでひっそり一人でギターをポロポロ弾きつつ歌ってて、ソロライブやればいいのに、って話をしたところだったから、なんだか嬉しかった。一人だと緊張するって言ってたけど。でも、ギター弾くの好きなんだろうな、と思う。放っておいたらたぶんずっと弾いてる。チーズを自由に歌ってる感じが良かったなぁ。


「幽霊って、元々人間なわけで、怨念が生まれるまでは人だったと思えば怖くないし、怨念を持たせた人間のほうが怖いんじゃないかと思うんです。」っていう話が印象的だったな。とても人間らしいゴースト。宙に浮けること、のところが少し寂しそうだった。


大阪に引き続き、出鱈目さんと共通のテーマを話そうの時間。つねくんが結婚したいタイプは、怒らない人。無農薬を毎日使わない人。ジャンクなもの、ねるねるねるねとか食べたい、って。笑 二人は食の部分は合わなそうだねぇ。。

でも、タイプも変わるかもしれないし、死にたいと思う日もあれば、何がきっかけで生きたいと思うかも分からない。そう、ブレながら生きてる、という感じの流れでブレる。『君と会って生きたくなった いつ消えても良かったはずなのに』そんなブレ方。


「バンドのツアーはセットリストを変えないでやることも多くて、それはツアーを経て成長していって、ファイナルで完成形を見せる、っていうのもあって。なので、昨日と同じ曲をやります。」と。成長して、すげー恒吉になるんだって。ファイナルが楽しみだね。笑

ミスチル、大阪より良かったよ。最初のサビの、『償うことさえできずに今日も痛みを抱き』を「だき」じゃなくて「いだき」ってつねくんは歌ってるんだけど、ここの歌い方がすごく好きだった。細かすぎてごめんなさい。笑 つねくんの歌は、言葉が全部はっきり聴こえる。たぶんそれは、こだわってる。話してると、譜割りとかすっごく気にするし。それが、垣間見えた気がした。

星くんがミスチル好きで、やってみたら?っていうから今回セットリストに入れたということなんだけど。
恒「俺と桜井さんどっちが好き?」
星「な、なにが??」
恒「まず、人柄」
星「まだ桜井さんのことそんなに知らないからさ」
恒「じゃあ、歌ってるときの顔」
星「うちのヴォーカル、歌ってるとき白目剥くからなー」
って会話が面白すぎて。笑


ムーン・リバーは日本語版もあるから、楽しようかと思ったんだけど、結構かっこ悪いからやめたらしい。優しい雰囲気が、声と合ってると思った。


30過ぎて、中二病とか言ってる場合じゃなくて。でも、いろんなことに対応してきたから
、何が起きてもビビらなくなってきた。30過ぎて、ちゃんと強くなった。歌詞が少しずつ軽薄になってきてるかもしれないけど、それは考え方が変わってきたからで、ひとつひとつのことをクヨクヨ悩まなくなった。辞めてしまってもどうにかなる、って考えるようになった。
もしかしたら、この曲は響かない人には響かないかもしれない。でも、歌は捉え方は自由、歌うほうも自由。星が綺麗だな、メンバーも見てるかな、そんな繋がりも大事。

そんなMCを挟んでSTAR ON MAGIC。30を過ぎて考え方が変わったり強くなったり、というのは、なんだか理解できる。同世代で良かったな。この曲は『明日もちょっと頑張ろう』っていうところが好き。キラキラした夜空を描写しつつ、そういう日常を描きたかったのかな、と。


「どうせ死ぬなら、いっぱい無駄遣いして生きていきたい。ここに来てくれる人が3人になったとしたら赤字かもしれないけど、お金の意味では無駄遣いになってるのかもしれないけど、でも、別の意味では無駄遣いではないと思う。3人になっても、1人になっても、できる限り全国に行きたいと思ってます。」

ずっとピアノのみだったのが、終盤のテンポが上がるところでアコギが入るの、すごくかっこいい。もうちょっと生きていたいな。


アンコールは全員集合で。つねくんと土肥さんの居酒屋トークはもう覚えてられない。笑 土肥さんがつねくんとの約束を忘れてすっぽかした話、何度か聞いたなー、とは思ってたんだけど、3年前の話らしい。で、それについていまだに言及してくるのは女々しい、と土肥さん。

土「さっき俺とは結婚できないって言ってましたけど、俺だってつねさんと結婚したくないです!」
恒「決裂だな」
土「二度と交わることないです!」
恒「いや、交わったことないし」

つねくん塩対応。笑
アンコール曲は二人が交互にセレクトで、今回はつねくんのターン。前日のB'zとはうって変わって、しっとりとなごり雪。いい雰囲気。でも、次のMCでまた崩れる。。もううちら、喋らないで歌ってるだけのほうがいいかな、とかいいつつも、まだまだ続くMC。笑


最後の曲は全箇所同じにするのかな。日曜日よりの使者。少し太めな声での始まりにドキッとする。楽しい感じで終わるの、良いね。


いつも来てくれる人がラバーボーイラバーガールをリクエストしてくれるんだけどタイミング悪くて出来ないから、土肥さんがチェキ会やってるときにひっそり歌います、ってことだったんだけど、どうしてそういうこと言うんですか!ってまたひと悶着あって。笑 俺も聴きたいし!ってことで、最後の最後につねくん一人でラバーボーイ弾き語り。その人、嬉しかっただろうなー。

ヲルガン座の雰囲気、本当に好き。またここで見たいな。二階席で。