今日もまた君について考える。

行ったライブの記録とか、残していけたらいいなぁ。

2017/5/13 LUNKHEAD@千葉LOOK


REACT2ツアー初日、ソールドアウトおめでとう!
音が鳴ったらいいかんじに圧縮されて、視界良好になりました。笑 久々にギュウギュウの中で見たなぁ。カバンをロッカーに預けて正解だった。


01.ENTRANCE
02.シューゲイザー
03.前進/僕/戦場へ
04.魚の歌
05.ランドリー
06.ガラス玉
07.id
08.夜行バス
09.星の欠片
10.いつか知らない誰かを愛しても
11.音のない部屋
12.パラドクサル
13.千川通りは夕風だった
14.ギグル
15.体温
16.何も怖くなどなかった
17.アルピニスタ

En.
18.花火(つばき/小高さん弾き語り)
19.YST


一色さんのお別れ会が二日前にあったばかりで。そして、おだかさんは翌日の朝に松山に居た。そんなタイミングだったので、一色さんのことと重ね合わせてしまう場面が多くて。おだかさんも、泣き出しそうな表情で歌っていたり。感想というより、特に強くそう感じたフレーズを残しておくほうが伝わりそうなので、今回はそのスタンスで。

この体に流れる体液が瞼越しに見えるけど
そんなのよりもっと生きていることの証が欲しい
赤い血なんてそこの魚でも流れるぜ
【魚の歌】

ランドリーからのガラス玉という雨の歌の並びも良かったな。最後の二週間のシフトが夜だったというから、ランドリーの夜の部屋の中の描写は、そのことを連想させたし。そして、ガラス玉のこの部分は、願うようだった。

あなたに会えたらな
会いたい会いたい会いたいな
話したいことならいくらでも
今ならあるのにな
【ガラス玉】

夜行バス〜星の欠片の夜の歌繋ぎ。しっとりゾーンは、悲しみと向かい合う時間のようにも感じたよ。

悲しみは癒やされる日が
いつかくるのかな
慣れていくだけかな
乗り越えていけるのかな
【星の欠片】

神様、いるのならどうか教えてよ
僕らの命の重さやその価値を
【星の欠片】

いつか知らない誰かを愛してもで、“何度も何度も名前を呼んだよ” “昨日も一昨日も名前を呼んだよ”と歌う様は、二日前の弔辞で「のりちゃん」と呼びかけていたことを思い出した。でも、一番染みたのは音のない部屋。歌詞が丸々すべていろんなことを想像させられたけれども。

あなたのいない部屋 あなたのいない街
これからも私のこの物語は続いていく
あなたに会えた時 ちゃんと胸を張れるように
生きていく、だからいつも私をどこかで見ていてね
【音のない部屋】


そして、今回一番驚いたのがパラドクサル!何年ぶりだろう…?こんなところでも、“悲しみに意味はないのさ 悲しみはただ悲しいだけさ”ってフレーズにドキッとしたり。やってくれて嬉しかったんだけど、壮さんがアペアペ言ってなかったから、今度はちゃんとやって欲しい!
そして、これもやや久しぶりの千川!個人的に、毎日千川通りを渡る生活を始めてから初めて聴けたので、すごく嬉しかった!


「まだまだいけんだろー?千葉ー!千葉ー!愛してるぜー!」
で、ギグル。REACT2は、前回のツアーで久しぶりにやってみたら盛り上がった曲、っていうのを候補を挙げる基準のひとつにしてたみたいで。その、最たるものだと思う。おだかさんの煽りに対して、全力で声を上げるフロア。
そして、最高潮に達したのが体温。もう、これは絶対泣いちゃうって思ってたけど、おだかさんの目も赤くなってたと思う。

君が生きているということがただもうそれだけで
こんなにもこんなにも
心が震えて涙が出ることの
意味とか理由とかそんなものは知らない
【体温】

ああ、ほら、今だって
聞こえるかい?
命が燃える音
【体温】

最後は「みんな一緒に歌ってくれるかー!?」と、アルピニスタ!歌うお客さんを嬉しそうに見つめて、伸ばされた手にグーパンチで返して。愛を感じました。笑
本編はMCも少なめに、ひたすらに熱のこもった演奏だった。とても、濃密だったよ。


アンコールではおだかさんが一人で出てきて。なんとなく、やってくれるような気がしてた。一色さんのことを話して。
「今日のセットリストは結構前に決めたのに、奇しくもこんな感じで、重なることが多くて。俺が歌っても自己満足でしかないけど、メンバーに歌っていいか聞いたら、やってこいって言ってくれたので。最後まで歌えるか分からんけど…つばきの花火。」

“気休めだけど どんなに今が悲しくたって 永遠じゃない”が、こんな響き方をするなんて。途中、表情を崩しながらも、最後まで歌いきったよ。


「しみったれたままだと、のりちゃんに笑われてしまう。愉快な人たちも出てきたし。」

って、メンバーに振って。まぁ、メンバーも空気を崩せない感じではあったけれども。
なに小高くん、もしかして泣いてるの?って、一色さんがニヤニヤしながら話してるのが聞こえてきそうだったよ。

「最後はいつものやついっちゃいましょう!」

で、いつものってなんだろう?と思ったらYSTだった。前回やらなかったから、もうやらないのかと思っちゃったよ。
ギターソロのところで前に乗りだした壮さんに「飛ばんの?」って話しかけるおだかさん。そして、ダイブを煽るフロア。いつもながら、恐る恐るフロアを漂っていたよ。

「みんな、泣いたり笑ったり忙しいなぁ。」

おだかさんの言葉通り、感情の振れ幅が大きな日だったよ。でも、すごく心に刺さった。また、7/9のO-EASTで!
(と言いつつ、たぶんまたいろいろ飛び回ってしまいそうだ…)