今日もまた君について考える。

行ったライブの記録とか、残していけたらいいなぁ。

2019/1/12 小高芳太朗@北沢タウンホール

6年ぶりのタウンホールワンマン。
ステージ中央へ向かう時にカツカツと靴音が響くのが、ピアノの発表会みたいだな、なんて思った。
「こんばんは、LUNKHEAD小高芳太朗です。」
って、母体はやっぱりバンドなんだっていうのを示しているみたいで嬉しい。

基本は『それでも』の曲順どおりで、ところどころに別の曲が挟まる。このアルバムの流れをとても大事にしていることが分かる。
歌声とアコギ一本だけでこの空間をすべて支配したいんだろうな、と思った。途中から入ってきた人の音が止むまでタイミングを計ってたり。一曲ごとに拍手する人がいて、正直邪魔だな、って思ってたから、途中で「拍手とかいらないんで」って言ってくれてよかった。拍手させない空気を作ってるつもりのはずで、私もその曲間の静けさまで味わいたかったから。

01.トリス
02.未来
03.東京にて
04.冬の話(つばき)
05.ルービロポッサ
06.傍
07.誰か教えて
08.◯月×日(晴れ)
09.奇跡
10.蜘蛛の糸
11.飛行機雲
12.モグラ
13.明日
14.共犯
15.それでも
16.今日も明日も(つばき)
En.
17.はじまれ

ホール全部が飲み込まれたみたいな時間だったなー。心の奥底の、本来ならひた隠しにしているような部分を全て曝け出した歌たち。曲間の空気まで一つの作品みたいな、そんなライブ。
諦めるな、諦めたくなったらまた来てください、って。諦めない姿をまだまだ見せてくれるんだって。また、背中を押してもらいに行きますね。